前に、ブログの色がAIの手でいつの間にか変わっていた話を書いた。あの時、教訓はちゃんと得たつもりだった。「発注時に前提を伝える」「途中で確認する」「納品物を自分の目でチェックする」。会社員として当たり前にやってきたことを、AI相手にも同じようにやればいい、と。
なのに、今度は別のところで躓いた。
画像を、そのまま渡してしまった
新しいページ用に、AIに画像を作ってもらった。出来上がった画像を見て、「いいじゃないか」と満足し、そのままサイトに組み込んでもらった。
数日後、サイトの表示が少しおかしいことに気づいた。ページの読み込みが重く、画像の下に見慣れない文字がそのまま表示されていた。
原因を調べてもらったら、画像のファイルサイズがそのまま1.8MBもあった。本来、Web用の画像は数百KB程度に抑えるのが普通だ。重すぎる画像のせいで読み込みに失敗し、表示が崩れていた。
分かっていたはずなのに
正直、これは分かっていたはずのことだった。色の一件があってから、「AIに任せる時は、前提を伝える」ことの大切さは、身にしみて理解したつもりだった。
なのに、画像については、その意識がすっぽり抜け落ちていた。「見た目がいいから、これでOK」と、ファイルの重さという、地味だけど大事な部分を確認していなかった。
会社の仕事でも、似たようなことはよくある。デザインだけ見て中身(容量やスペック)を確認せずに進めてしまい、後で困る。分かっているはずのことが、毎回きちんと実践できるとは限らない。
「もう分かった」は、油断のはじまり
一度学んだことは、次はちゃんとできる気がしてしまう。でも実際は、学んだ場所が違うだけで、また同じような穴に落ちる。
色のことでは「前提を伝える」を学んだ。でも画像では、また別の角度から同じような失敗をした。結局のところ、「AIに任せる時は、細部まで自分の目で確認する」という、当たり前のことを、当たり前に続けるしかないのだと思う。
今回、直したこと
画像は圧縮し直してもらい、ファイルサイズを1/10程度まで落とした。表示の崩れも直り、読み込みも速くなった。
やったことは特別なことではない。「これで完成」と思ったところで、もう一度、地味な確認を挟む。それだけのことだった。
派手な学びではない。でも、こういう小さな確認を1つずつ積み重ねることが、結局は一番の近道なのだろうと思う。